レール解体・取付工事を行いました。
レール解体・取付工事の施工実績 | 専門技術による精密施工
施工概要
施工内容:レール解体・取付工事
施工箇所:工場内生産ライン
工事種別:レール工事
こんにちは。株式会社伸成工業です。弊社では富山県富山市を中心に、重量物搬入・据付工事・重量物の解体工事・撤去工事・メンテナンス・プラント工事を行なっております。今回は、先日実施いたしましたレール解体・取付工事の施工内容についてご紹介いたします。
レール解体・取付工事とは
レール解体・取付工事は、工場内の天井クレーンや走行台車が移動するためのレールを撤去し、新たに敷設する工事です。工場における物流の要となるクレーンレールは、長年の使用による摩耗や変形、施設のレイアウト変更に伴う移設など、様々な理由で更新や新設が必要となります。
レールの直線性や水平精度は、クレーンの安全な走行と作業効率に直結する重要な要素です。わずかな歪みや段差でも、クレーンの故障や事故の原因となり得るため、高度な測量技術と精密な施工が求められます。弊社は、重量鳶としての確かな技術力と、豊富な現場経験を基に、高品質なレール工事を提供しております。
今回の施工における取り組み
精密な測量と施工計画
レール工事において最も重要なのが、施工前の精密な測量です。今回の工事では、レーザー測量機器を用いて既設レールの状態を詳細に計測し、摩耗状況、水平度、直線性のデータを取得いたしました。これらのデータを基に、新設レールの設置位置や高さを正確に算出します。
また、工場の生産活動を止めることなく工事を進めるため、夜間や週末での作業スケジュールを組み、お客様との調整を密に行いました。クレーンが使用できない時間を最小限に抑えることが、生産ラインの安定稼働には欠かせません。
既設レールの撤去作業
既設レールの解体作業では、まずレールを支える固定ボルトやクランプを慎重に取り外します。長年使用されたボルトは錆びついていることも多く、無理に外そうとすると構造物を傷める恐れがあります。適切な工具と技術で、建屋に負担をかけることなく撤去を進めます。
- レール本体の重量に応じた安全な吊り下ろし方法の選定
- 建屋の梁や柱への損傷を防ぐための養生対策
- 撤去したレール材の適切な搬出ルートの確保
- 作業エリアの区画明示と安全確保の徹底
レール本体は一本あたり数百キロの重量があり、高所での作業となるため、安全管理には特に細心の注意を払います。弊社の技術者は高所作業の資格を保有し、確実な作業手順で解体を進めました。
新設レールの取付と精度調整
新しいレールの取付作業では、ミリ単位での精度管理が求められます。レールの水平度、直線性、そして左右のレール間隔(スパン)は、クレーンメーカーの仕様に基づいて厳密に設定しなければなりません。
レールの仮置き後、レーザー測定器とトランシットを使用して位置を確認し、微調整を繰り返します。基準となる高さや位置からのズレを計測しながら、シムプレートやライナーを用いて正確な位置に調整していきます。この調整作業の精度が、クレーンの寿命と安全性を左右するため、妥協は許されません。
固定作業では、アンカーボルトやクランプを適正なトルクで締め付け、レールが確実に固定されていることを確認します。全ての取付が完了した後、再度全体の測量を行い、仕様書通りの精度が出ていることを確認してから作業を完了いたします。
クレーンレールの役割と工場における重要性
工場内のクレーンレールは、重量物の運搬を支える生産設備の基盤です。原材料の搬入から製品の出荷まで、工場内の物流の多くがクレーンによって行われており、レールの状態が生産効率に大きく影響します。
レールの精度が低下すると、クレーンの走行抵抗が増加し、電力消費の増加や機械的な負担が大きくなります。また、走行時の振動や騒音も増え、作業環境の悪化にもつながります。最悪の場合、レールからの脱輪事故など、重大なトラブルを引き起こす可能性もあります。
そのため、レールの定期的な点検と、必要に応じた修繕・更新は、工場の安全管理と生産性維持において極めて重要な取り組みとなります。
弊社の強み
株式会社伸成工業は、重量物搬入・据付をはじめとした各種プラント工事を手がける重量屋として、平成28年の創業以来、富山県内を中心に多くの実績を積み重ねてまいりました。「成し遂げて伸びる」という社名に込めた初心を忘れず、技術の向上と人材の強化に力を入れております。
レール工事においても、重量鳶としての高所作業技術と、精密測量に基づく施工管理能力を活かし、お客様のご要望に的確に対応いたします。小規模な補修工事から大規模なレール敷設工事まで、確かな技術でお応えします。
高所作業における安全対策
レール工事の多くは、工場の天井部分での高所作業となります。弊社では、高所作業における安全対策を最重要課題として位置づけ、万全の体制で臨んでおります。
作業員全員が高所作業特別教育を修了しており、安全帯の正しい使用方法や、墜落防止のための基本動作を徹底しております。また、作業開始前には必ず足場や仮設設備の安全確認を行い、不安定な箇所がないかを入念にチェックします。
高所からの工具や部材の落下防止も重要です。工具には落下防止用のストラップを取り付け、小さな部品も確実に管理できる体制を整えております。万が一の落下にも備え、作業エリア下部への立入を制限し、必要に応じて防護ネットを設置するなど、多重の安全対策を講じております。
測量技術と品質保証
レール工事の品質は、測量の正確さによって決まると言っても過言ではありません。弊社では、最新のレーザー測量機器を導入し、高精度な測定を実現しております。
施工中は、設置の各段階で測定を行い、基準値からのズレが許容範囲内であることを確認しながら作業を進めます。完成後には、クレーンメーカーの基準に基づいた検査を実施し、測定結果を記録として保管いたします。この測定データは、お客様への品質保証書類として提出し、工事の品質を客観的に証明いたします。
継続的なメンテナンスサポート
レールは使用を続けることで徐々に摩耗し、精度が低下していきます。弊社では、レールの新設・更新だけでなく、定期的な点検やメンテナンスサービスも提供しております。
摩耗したレールの研磨、ボルトの増し締め、水平度の再調整など、大規模な更新工事を行う前に実施できる延命措置も数多くあります。適切なメンテナンスを継続することで、レールの寿命を延ばし、急な設備停止を防ぐことが可能です。
技術力の向上と次世代への継承
レール工事は、測量技術、高所作業技術、重量物取扱技術など、多岐にわたる専門技能を必要とする工事です。弊社では、これらの技術を次世代に確実に継承するため、若手技術者の育成に注力しております。
ベテラン技術者が若手を指導しながら現場での実践を重ね、一つひとつの作業の意味と重要性を理解させていきます。測量機器の使い方、レールの調整方法、安全確保の手順など、座学だけでは習得できない技術を、実際の現場で身につけさせる教育体制を整えております。
まとめ
今回ご紹介いたしましたレール解体・取付工事は、弊社の精密施工技術と高所作業における安全管理能力を発揮できた案件となりました。既設レールの解体から新設レールの取付・調整まで、高精度な施工を実現し、お客様の生産活動を支えるクレーン設備の基盤を整備することができました。
株式会社伸成工業では、今後もレール工事をはじめとした様々な施工実績をご紹介してまいります。クレーンレールの新設・更新、重量物の搬入・据付、解体・撤去、プラント工事に関するご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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チームワークを大切にしながら、正確でスピーディーな作業を追求できる方を歓迎します。
